1.はじめに
工作機械は種類や加工方法のほか、加工したいもののサイズ感によって機械の大きさはまちまちです。シンプルな汎用機であれば冷蔵庫くらいのものもありますし、周辺機器を多く利用した完全自動化マシンなら1つの工場がまるまる埋まるくらいのものもあります。
中村留の機械は小型~中型部品向けのCNC旋盤・複合加工機ですが、一体どれくらいのサイズ感なのでしょう?一例をご紹介したいと思います。(※各機種のサイズは今後変更となる可能性があります。)
2.全長
中村留でもっとも全長の短い機械は約2.4mで、これは自動車の駐車スペースの幅くらいです。コンパクトカーならぬコンパクトマシンですね。
中村留でもっとも全長の長い機械は約6.5mで、これはマイクロバスの全長くらいです。長くなった分、ドアも2枚に増えて大開口できるようになっています。
3.高さ
中村留でもっとも高さが低い機械は約1.6mで、これは成人女性の平均身長より数cm高いくらいです。脚立を使わずとも上部の掃除が簡単に出来そうです。
中村留でもっとも高さがある機械は約3.2mで、これはバスケットゴールの高さより15cm高いくらいです。プロの選手がスーパージャンプをしてようやく届くくらいの高さですね。
4.重さ
中村留でもっとも重量が軽い機械は約3tで、これはメスの象さん1頭分くらいです。大きなオスの象さんだと10tクラスの子もいるそうな。
中村留でもっとも重量がある機械は約22.5tで、これは大きめの消波ブロック1個分くらいです。消波ブロックも大きさや形はさまざまで、これより小さなものも大きなものもあります。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか?
機械を購入する際、機能やシステムだけでなくサイズ感のチェックも大事なことです。実際には本体に加え、作業スペースやローダーなどの周辺装置を利用することも多いので、機械1台あたりに必要なスペースは余裕をもってとらないといけません。また、重量も刃物・加工物・切削油などをセットすることでさらに増すので、強固な基礎や地盤が必要です。
ゆとりのある作業スペースは作業者にとって安全であり、心にも作業にも余裕をもって仕事をすることができます。
周辺装置についてはこちらの記事で紹介しています。