【プレスリリース】工作機械の情報メディア「工作機械のことなら」

工作機械に関する情報発信メディア「工作機械のことなら」を立ち上げました。工作機械メーカーならではの視点から、工作機械に関する情報を発信していきます。

情報発信メディア「工作機械のことなら」をスタート

<背景>
これまで、大学などの教育機関の講座で講師として機械の説明や、多くの工場を見て頂いて工作機械を知って頂けるように活動してきましたが、新型コロナウィルスの影響もあり、上記の活動をこれまでと同様に行うことは難しくなりました。
そこで、弊社社員からこうした状況下でも「工作機械のことをもっと伝えたい」ということで「工作機械のことなら」という情報発信メディアを作りたいとの提案があり、立ち上げに至りました。

<内容>
工作機械の紹介
プログラム作成などの工作機械を活用するために必要なノウハウの紹介
工作機械と関連する周辺機器の紹介

専務取締役 中村匠吾からのコメント
「私自身いかなる環境においても工作機械をもっと身近に感じて頂く活動は継続したいという思いがありました。新型コロナウィルスの影響もあり、これまでと同じように工作機械を普及する活動を行うのは難しいと捉えていました。 そこで社員の方から提案を貰い、一緒に形にしてきたという経緯があります。このメディアを通じて工作機械の魅力や工作機械に関係する知見を皆様と共有出来たら幸いです。」

キンモクセイ薫る構内

昨日から金木犀のカオリが記念館に向かう道路を歩いていると香ります。雨がふるまでの数日間の”秋薫る散歩道”となります。昔の小学校を思わせる記念館とこの金木犀の並木はとてもよくマッチしています。

構内も秋模様

10月に入り、ここ石川にも急に秋模様の風景が目に入るようになります。何度かご紹介させて頂いている錦鯉の稚魚も遊びに来るカモや白鷺などからも身を守るために、大きな保護の柵を製作してもらいました。

旋盤とは? 加工対象から機械構成などを解説!

「旋盤」という機械をご存知でしょうか?我々の日常生活で目にすることは少ないですが、身の回りのあらゆる製品を生み出す重要な役割を担っています。この記事では、旋盤の加工対象から機械構成などを解説します。

1. 旋盤とは

旋盤とは金属を加工する工作機械で、加工したい素材を回転させ、刃物をあてることにより、円筒形状に削り出す機械のことを言います。日本工作機械工業会において、旋盤は以下のように定義されています。

工作機械の中で数多く用いられている代表的な機種の一つで、一般に円筒または円盤状の工作物を回転させて加工する機械です。この機械により行う加工には、外丸削り、面削り、テーパ削り、中ぐり、穴あけ、突切り、ねじ切りなどがあります。

引用元:https://www.jmtba.or.jp/machine/introduction/

簡単にイメージするとリンゴの皮むきを想像してみてください。リンゴをゆっくり回転させながら包丁で皮を薄くむいていく感じです。リンゴが素材、回転させるものが主軸、包丁に相当するのがバイトと呼ばれる切削工具です。回転している素材に切削工具を主軸に平行に動かしながら押し当てて円柱形状にする機械のことを言います。

リンゴの皮むきと旋盤での切削イメージ
リンゴの皮むきと旋盤での切削イメージ

2. 旋盤の歴史

旋盤の始まりは非常に古く、紀元前1300年頃の古代エジプトまで遡ると言われています。当時の旋盤は人力で動かす非常にシンプルなもので、1人がロープや弓のような道具で材料を往復回転させ、もう1人が刃物を当てて木材を削るという二人一組の作業スタイルが基本でした。

このころの主な素材は木材で、食器や装飾品を削るために使われていました。手作業による工作でしたが、すでに「回転させて削る」という旋盤の基本構造はできあがっていたのです。

3. 旋盤の種類

旋盤の種類

旋盤にはいくつか種類が存在し、加工物の形状や大きさによって使い分けられています。現代ではNC旋盤が主流で、作成したプログラムに沿って加工を自動で行うことが多いですが、それまでは手動操作による旋盤での加工が行われていました。

汎用旋盤(普通旋盤)

汎用旋盤のイラスト

すべての操作が手動で行われる、最も標準的な構造の旋盤です。製品の仕上がりが作業者のスキルに大きく左右されるため大量生産向きではなく、特注品や試作品の加工などの少量生産に利用されます。

NC旋盤

NC旋盤のイラスト

汎用旋盤にNC装置(数値制御装置)が組み込まれた旋盤です。加工プログラムを作成する必要がありますが、機械が自動で加工を行ってくれるため精度の安定した製品を誰でも作ることができます。

卓上旋盤

作業台の上などに据え付けて使用される小型の旋盤です。汎用旋盤を使うには小さすぎる製品の加工や、大きな機械の設置が難しい環境などで使用されます。

正面旋盤

大型の主軸が作業者の正面を向いている旋盤です。チャックの代わりに面盤という円状の部品が取り付けられており、主に径の大きな製品の加工に用いられます。

立旋盤

主軸が真上を向き、垂直方向についている旋盤です。製品を水平に回転させて加工するので、重量があるものでも安定した加工が可能です。

タレット旋盤

旋回する刃物台(タレット)を汎用旋盤に取り付けた旋盤です。タレットを回転させて複数の切削工具の切り替えを行うので、工具交換が不要になり加工時間を短縮できます。

4. 旋盤で加工されているもの

旋盤は円筒形状の加工に特化した工作機械です。主に円柱、円錐の加工を行います。その他には、穴あけ加工、ネジ加工などもできます。具体的にどんな部品の加工に旋盤が使用されているかと言うと、身近にあるほとんどの製品には旋盤で加工された部品が使用されています。自動車部品、航空機部品、建設機械部品、医療部品、エネルギー関連部品、家電住宅部品、半導体製造装置部品など旋盤を使用して加工した部品を使用して組み立てられた製品がほとんどです。鉄、アルミ、ステンレス、真鍮、鋳物、樹脂などありとあらゆる素材を加工することができます。

複合加工機で作られるもの
複合加工機は旋盤に機能がプラスされたものです

5. 旋盤を使った加工の種類

旋盤は素材を回転させて刃物(バイト)を押し当てて加工します。使用するバイトの種類や動かし方次第でいろいろな加工に対応でき、一般的には以下のような加工方法が用いられます。

  • 外径加工

外径加工とは、円柱状の材料の外周部分を削る加工です。旋盤に素材を取り付け、回転させながらバイト(刃物)を当てて、直径を小さくしたり表面を滑らかに整えたりします。軸やシャフトなど、回転対称の部品の基本的な加工です。

  • 内径加工

内径加工は、素材にあらかじめ開けた穴の内側をバイトで削り、穴の大きさや表面状態を整える方法です。ボーリング加工とも呼ばれ、ベアリングのはまり込み部分など精密な内径が必要な場面で使用されます。

  • 端面加工

端面加工は、素材の端の平らな面を削って仕上げる加工です。主軸と直角方向にバイトを移動させて切削します。部品の長さを調整したり、組立面を平滑に仕上げたりする際に必要な基本工程です。

  • ネジ加工

ネジ加工は、旋盤で材料の表面や内側にネジ山を切る工程です。バイトの移動を主軸の回転と同期させることで、正確なネジピッチを実現します。外ネジ・内ネジの両方が加工可能で、JIS規格などに対応する必要があります。

  • 溝加工

溝加工は、部品の外周や内径に環状の溝を入れる加工です。止め輪用のC形溝やOリング溝などが代表例です。専用の溝入れバイトを使い、一定の深さと幅で加工します。寸法精度が求められる重要な工程です。

  • 穴加工(ドリル加工)

穴加工は、ドリルを用いて素材に円筒形の穴をあける工程です。センター穴加工を行ってからドリルで貫通または止まり穴を作るのが一般的です。後工程の内径加工やねじ切りの下穴としても利用されます。

  • テーパー加工

テーパー加工は、直径が徐々に変化する「すり鉢状」の形状を削る加工です。刃物台の角度調整やテーパーピンの使用で角度を設定し、一定の勾配で外径や内径を削ります。勾配の精度が重要な加工です。

  • 円弧加工

円弧加工は、部品の表面に曲線(円弧)を付ける加工です。複雑な形状を持つ金型部品やデザイン性のある外観部品などに使われます。汎用旋盤では複数の切削を組み合わせて行い、CNC旋盤では自動制御で滑らかに加工できます。

このように、豊富な加工方法を組合せて1つの部品を完成させていきます。加工工法をどんな順番でどんなバイトを使用して加工するかを考えることを工程設計と言い、工程の順番に沿ってバイトを変更し、動かし方を変えながら加工を進めていきます。操作する職人の技が必要ではありますが、単品の短納期対応や加工品の細かな修正などに重宝されています。

6. 機械の構成

旋盤はベッド、主軸台、刃物台、心押し台と、大きく分けて4つの主要部品で構成されています。簡単に説明すると、素材を把握し、回転させる主軸台。バイトを取付け、加工したい形状に動作させる刃物台。長尺加工物をサポートする心押し台。最後に3つの台を取り付けるベースになる頑丈な土台をベッドと呼びます。

NC旋盤の場合は、基本構成は同じで、さらにNC装置、操作画面が付属されています。

旋盤の基本構成図
旋盤の基本構成
  • ベッド
ベッド

ベッドとは、主軸台や往復台、心押し台などを支える機械の基礎となる土台になる部分で、振動や熱に強い構造になっています。基礎となる土台が弱いとその上に搭載される主軸台や往復台が移動時に変形し、精度の良い加工ができなくなるため、素材選定、構造など最先端の技術力をもって設計されています。

  • 主軸台
主軸台

主軸台とは、加工物を回転させる部分であり、ベアリング等でAssyした主軸が搭載される部分のことであり、ベッドと共に主軸のベアリング構成、バランス、主軸台の剛性も加工精度につながる重要部位の一つです。

  • 往復台
往復台

往復台とは、切削工具を搭載する刃物台を乗せた台であり、ベッド上の長手方向に移動させることができます。エプロン、サドル、横送り台、刃物台から構成されています。

  • 心押し台
心押し台

心押し台とは、主軸台と対向のベッド上に搭載されている台であり、長手方向に移動できる構造になっています。加工物をサポートするための装置であり、先端部を変更する事により、ドリル加工などにも使用されます。NC旋盤ではテールストックと呼ばれています。

7. 旋盤の未来

近年、旋盤はデジタル技術の進歩により大きな進化を遂げています。IoTを活用することでセンサーを通じたリアルタイムの稼働監視やデータ収集が可能となり、それを基にした生産プロセスの最適化が進んでいます。クラウド上でのデータ分析を活用すれば、設備の予防保全や生産計画の効率化にもつながります。

また、AI技術の導入により旋盤の操作はより高度に進化しています。AIは過去の加工データを解析し、最適な切削条件を自動設定できるだけでなく、異常検知システムを通じて故障の予兆を捉えることも可能です。例えば、異常音や振動を感知しリアルタイムでアラートを発することで、機械の突発的な故障を未然に防ぐ仕組みが整備されています。

今後はこれらの技術がさらに発展し、自動化・効率化が一層進むと予想されています。より柔軟で高度な製造体制が実現されることで、旋盤は単なる加工機械としての役割を超え、製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を牽引する重要な存在となっていくでしょう。

NT Smart signの画像
中村留精密工業のIoTシステム「NT Smart Sign」

8. まとめ

工作機械はマザーマシンと呼ばれ、機械を作る機械と言われています。その中で旋盤は、機械加工の中で一番良く使用されている工作機械です。旋盤そのものは生活の中ではほとんど見かけることはありませんが、私たちが日常生活で利用している多くの製品には、工作機械から生み出された部品が使われています。身の回りで円筒形状の部品があったら、それはもしかしたら旋盤によって作り出された物かもしれません。

複合加工機とは?旋盤との違いを徹底解説

通常、機械加工によって製作される部品のほとんどは、数種類の工作機械を使用して作られています。その中でも、同じように機械加工によって部品を作る際に、数種類の工作機械を使用せず、1台の機械のみで数種類の加工を行う事を目的に設計された工作機械は「複合加工機(複合旋盤)」と呼ばれています。

工作機械が長い歴史の中で工程集約を目指し続け、たどり着いた機械が複合加工機なのです。

1. 複合加工機とは

複合加工機とは、工具の自動交換機能(ATC)を備え、工作物の段取り替えなしに旋削、フライス加工、研削など多種類の加工ができる数値制御工作機械のことです

複合加工機は、旋削やフライス加工が1台で出来る機械を指すことが多いですが、旋盤とマシニングセンタの機能を有する機械や、工具の自動交換機能が付いている機械を複合加工機と呼ぶ場合もあります。

複合加工機の最も大きな特徴は、1台で旋削、フライス加工、研削など複数工程の加工を終わらせることができる点です。

多くの場合、一つの部品を素材から完成品にまで仕上げるには、旋盤とマシニングセンタなど、最低2つの工作機械を用意する必要がありましたが、複合加工機はそれらすべての工程を一台で済ませることができます。

複合加工機イメージ図

2.複合加工機の種類

切削の種類ごとに分けると、旋盤ベースの複合加工機か、マシニングセンタベースの複合加工機に分類されます。

それぞれの違いとしては、旋盤ベースの複合加工機は主軸で素材をチャッキングして削るのに対し、マシニングセンタベースの複合加工機は治具で素材をクランプして工具主軸で削っていくタイプになります。導入を検討する際は、加工内容に合っており、工程集約ができる複合加工機を選ぶことが大切です。

3. 旋盤、NC旋盤との違い

旋盤(汎用旋盤)

旋盤とは、加工したい素材を回転させ、刃物をあてることにより円筒形状に削り出す機械のことを言います。なかでも汎用旋盤と呼ばれるものは、機械の操作を職人が感と経験をもって手動で動作させるものです。

NC旋盤

NC旋盤とは、汎用旋盤にNC装置を搭載し、プログラムにより自動で動作する旋盤を指します。人の手で操作する代わりに、数値データに基づいて刃物の動きや送り速度を正確に制御できるため、高精度かつ効率的な加工が可能です。

複合加工機

NC旋盤にフライスの機能を搭載し、様々な加工ができるNC旋盤を複合加工機と呼び、活用の幅が広いのが複合加工機の最大の特徴です。旋削・穴あけ・ミーリングなどを1台でこなせるため、工程集約によって生産性が大きく向上します。精密部品の一貫加工にも適しています。

JX-200アイキャッチ画像

4. 複合加工機のメリット

工程集約画像
  • ・工程集約・人件費の削減

複合加工機を使用しない場合、素材から完成品を作るには何台かの機械を使って加工する必要があり、そのたびに、素材の取付、取り外し、運搬などの作業を作業者が行う必要がありました。

複合加工機では、例えば4台の機械で1つの部品を作るような作業を、1台の機械だけで素材から完成品まで加工することができます。そのため、作業者による素材の着脱作業や工程間の素材移動がなく、素材を一度セットすれば完成品に仕上がり、作業者への負担を軽減できます。

  • ・省スペース

工程に合わせた工作機械をいくつも持つ必要がなくなるので、機械台数を減らすことができ、工場のスペースを有効活用することができます。工場全体としての生産能力を上げることができます。

  • ・高品質

加工精度の面では、取付、取り外しの回数が多くなればなるほど精度が劣化するといわれており、取付の際の位置決めが重要であり、加工品が工程間を移動する事は加工精度を低下させる要因にもなります。これまでは工程ごとに素材の取付・取外しを行う必要があり、わずかなズレが発生する可能性がありましたが、複合加工機一台で加工を行うことで、加工精度低下の原因となる取付・取外しの工程を省くことができ、完成品の精度を均一に保つことができます。

  • ・自動化

複合加工機は、自動化を行う場合にもメリットがあります。例えば機械を4台使う作業を自動化する場合は4台分のロボットが必要になりますが、複合加工機であれば1台のロボットのみで自動化することができます。また、多関節のロボットだけでなく、ガントリーローダーやバーフィーダーによる自動化を行う場合も、より簡単に導入することができます。

5. 複合加工機で作る代表的なワーク

複合加工機で作られる部品をいくつか紹介します。
これらの部品は全て複合加工機一台で完成させることができます。

  • ・ドライブシャフト

自動車のドライブシャフトです。
従来の加工工程は、旋盤加工(1工程、2工程)+マシニングセンタ+ホブ加工(2工程)で完成します。

ノーバックハウジングイメージ図
  • ・ポンプカバー

オイルポンプの蓋です。
従来の加工工程は、旋削加工(1工程、2工程)+マシニングセンタ(1工程、2工程)で完成します。

ポンプカバーイメージ図
  • ・ノーバックハウジング

航空機に使われる部品です。
従来の加工工程は、旋削加工(1工程、2工程)+5軸マシニングセンタ工程で完成します。

ドライブシャフトイメージ図

5. まとめ

複合加工機一台で全ての加工を完了させられるのは大きな魅力と言えます。複合加工機を活用することで、作業効率アップ、工場スペースの有効活用、生産性向上など大きなメリットがあります。

複合加工機を使ったことがない方は、どのように使うのかイメージが付かない方もいると思います。しかし、複合加工機はマシニングや旋盤の経験があれば、思っているよりも簡単に使うことが出来ます。

もし、NC旋盤やマシニングセンタを持っていて、工程集約して人件費を抑えたい、工場の機械増設スペースがない、製品の精度を向上したい、などの課題を抱えているのであれば、是非とも複合加工機を導入し、課題を解決してみてはいかがでしょうか。

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【プレスリリース】工作機械のサブスク「ストライク」

中村留精密工業株式会社(石川県白山市、代表取締役:中村健一)は、工作機械の定額サービス
「ストライク」を開始いたします。

<背景>
製造業の経営環境が厳しさを増していく中で、機械購入のハードルが高い。
設備が必要だが、まとまったお金を確保するのに苦労している。
設備を導入しても今後仕事が定常的に流れるか分からない。
こういった不安に対して、設備を導入する一歩を踏み出すきっかけにしたい。

<ストライクについて>
「設備導入をもっと身近に 簡単に」をテーマに、定額制で機械を使用するサービスです。
3年もしくは5年契約にて以下のサービスが含まれています。
1)精度点検サービス(年1回)
2)ソフト無償アップグレード
3)動産保険により偶発的な事故、操作ミスによる損害を担保
4)運送、据付費用込み
5)1年ごとに「購入・返却・更新」をお客様が選択できる仕組み
  1年間機械をお使いいただいた上で、機械を購入する事ができますので、
  買ってから後悔するリスクがありません。

専務取締役 中村匠吾からのコメント
「お客様に少しでも工作機械を身近に感じて頂きたい思いが長年あり、工作機械のサブスクという形でストライクというサービスを開始致しました。
特に新型コロナウィルスの影響もあり、将来を見据えた設備投資をしたいけれども、この先を考えると一歩が踏み出しにくいというお客様の声を昨今ではよく聞かせて頂いております。
お客様にとって工作機械を導入して頂く際の新たな選択肢になればとの思いで取り組んで参ります。」

鯉について

構内のプールで飼っていた鯉が産卵し、2回孵化して多くの稚魚が泳いでいます。今回はその鯉について調査しました。

① 体の特徴 鯉には胃がありません。食道から直接、腸につながっています。そのため、喰いだめができず四六時中餌をあさらなくては生命を維持できないそうです

② 鯉の産卵 産卵4-7月 水温18-22℃ 粘着性卵を水草などに産む 雄に追星が出る。鯉は成長の早い魚で、棲息する水域の水温にもよりますが、普通、オスは2年、メスは3年で成熟するといわれています。

③ 名前の由来? 景行天皇が泳の宮の池(岐阜県可児町久久利)に鯉を放して絶世の美女の関心を引き、その美女をものにしたという。そこからこの魚を”コヒ(恋)”と呼ぶようになったと云われております。

④寿命は? どうやら40-50年近く生きるようです。                                                  ~みやさかや様のブログ参照~

第2回 営業プレゼン大会を開催しました。

8月6日(木)、に、 昨年に引き続き第2回目となる営業プレゼン大会の決勝戦が行われました。

決勝に先立つ予備選では、国内営業、海外営業の全営業員が「3DスマートプロAI」のプレゼンを、

各自で3分間のビデオに撮って応募した中から、国内3名、海外3名が選ばれました。

決勝は、この6名によりZOOM を用いて行われ、お客様に扮した中村専務らによる審査の結果、

名古屋営業所の中居主任が優勝し、昨年の名古屋支社の副部長に続き、

名古屋営業所の2連覇となりました。

鯉がおおきくなりました。

当社の敷地内にある25mプール(現在は貯水槽兼鯉の池になっております)にいるたくさんの鯉たちが、

少し大きくなってきました。

これは今年の6月末に孵化した稚魚たちです。

餌をプールに投げると、稚魚たちが群れになってつつきに来ます。

みんな同じ時期に孵化した稚魚たちですが、大きさにばらつきが出てきました。

これからどんどん成長していく鯉たちに目が離せません。