現場の声から生まれた!こだわりの新作業服、完成までの舞台裏

2025年6月1日――
ついに、新しい作業服が導入されました!
これまで長年親しまれてきた「青」基調のデザインから一新。
今回の新作では、ネイビー × ブラック × チャコールグレーという組み合わせで、シックでスタイリッシュな印象へと生まれ変わりました。

デザイン性だけでなく、動きやすさ・快適さ・安全性にも徹底的にこだわり、まさに「見た目」と「機能」を両立させた一着です。

一から作る。だからこそ、現場の声を大切に。

今回のリニューアルは、単なるモデルチェンジではありません。
「せっかく変えるなら、もっと良いものを――」という想いのもと、社内に『作業服リニューアル委員会』を立ち上げました。

メンバーは全社から公募し、生産本部3名・営業本部1名・技術本部2名・管理本部2名の計8名で構成された、部門横断チーム。さまざまな立場からリアルな声やニーズを集めることを目的に、2023年から動き出したプロジェクトです。

服”が変われば、“印象”が変わる。

作業服は、会社の「顔」とも言える存在。
まず最初に立ちはだかったのは、「ブランディング」の壁でした。
「中村留らしさって、何だろう?」「色はどうする?」「第一印象は?」――
シンプルなようで、実は奥が深いテーマに、委員会メンバーは頭を悩ませました。

さらに、生地選びや機能面の検討にも多くの時間を費やしました。
生地によって色味の印象が変わるだけでなく、軽さ・収縮性・通気性・耐久性など、現場での使いやすさにも大きく影響します。
当然、良いものはコストもかかります。
そのバランスをどう取るか――。これが、最大の難所でした。

社員と共につくった一着。

委員会では、サンプルを何度も依頼し、社員へのヒアリングや試着を重ねながら、改良を繰り返しました。さらに、委員会メンバー自らがモニターとなって一定期間作業服を着用し、着心地・機能性・安全性・デザイン性などを実業務で検証。
それぞれの業務内容に合った仕様になっているかを、細かく確認しながら調整を行いました。

完成までには多くの試行錯誤があり、決して楽な道のりではありませんでしたが、社員の声を反映した“良い作業服”ができたと、私たちは自信を持っています。

現場の声に耳を傾け、社員とともに考え、カタチにした新しいユニフォーム。

次に袖を通すとき、
ぜひ少しだけ、この作業服が生まれるまでの“裏側”にも思いを馳せてもらえたら嬉しいです。

ー作業服の歩みー