オンライン冬季会社説明会の
開催が決定しましたので、お知らせいたします!
応募フォームはこちら
■開催日時:2020/12/22(火)13:30-16:30
■応募締め切り:2020/12/16(水)
■参加決定通知:2020/12/17(木)
■定員人数:10名
■プログラム:会社概要説明
オンラインでも迫力満点!ショールーム(工場見学)ツアー
先輩社員からの業務紹介&インタビュー
グループワーク
振り返り
オンライン冬季会社説明会の
開催が決定しましたので、お知らせいたします!
■開催日時:2020/12/22(火)13:30-16:30
■応募締め切り:2020/12/16(水)
■参加決定通知:2020/12/17(木)
■定員人数:10名
■プログラム:会社概要説明
オンラインでも迫力満点!ショールーム(工場見学)ツアー
先輩社員からの業務紹介&インタビュー
グループワーク
振り返り
今回は、2018年12月に行われた【食堂リニューアル】のうらがわを取材しました。
インタビュー担当は中村留のゆるキャラ「トメマル」が担当しますー!
11月18日永年勤続表彰式が開催されました。30年・20年・10年勤続の方それぞれに表彰と記念品が中村社長より授与されました。中村社長よりお祝いの言葉として、30年前の時代背景良いことや苦労話も含め、それぞれの時代の節目のエピソードを話されました。お礼の言葉として30年勤続の広瀬友康さん(営業業務部長)より今までのお礼と今後の抱負を語って頂きました。
NCとはNumerical Control(ニューメリカルコントロール)の略で、数値制御という意味になります。
NC工作機械は、数値制御で動作する機械なので、この機械をどのような条件でどのように動作させるかを、記号と数値を使用して記したものを、NCプログラムといいます。
多くの記号を、あるルールに沿って羅列するので専門の知識が無ければ作成すること、読み解くことは難しいと思われていますが、ルールさえ理解できればそれほど難しいものではありません。
NC装置メーカーによりいつくかの種類があり、その中でも旋盤系、マシニング系に分かれており、若干の違いがあります。代表的なものとしてファナック、メルダス、ヤスナック、シーメンス、ハイデンハインなどがあります。使用する機械がどこのNCを搭載しているかでプログラムの内容も変わってきますので、確認が必要です。
ここではファナック社製NC旋盤のプログラムを例にしてプログラムをわかりやすく解説します。
NCプログラムには、GコードとMコードと呼ばれる記号があります。基本コードは0~99番までになっていますが、機械の構成により3桁まで使用されている場合もあります。
NCプログラムの中でもGコードとMコードは最も重要な命令群となりますので、この記事ではそれぞれの役割や代表的なコードについて解説していきます。
Gコードは、準備機能と呼ばれており、アドレスGに続く数値によって表され、主に加工に関する命令に使用されます。
標準的なGコードはG00~G99まで約70ありますが、その全てを使用する訳ではありません。その中でも良く使用されるものだけをピックアップして覚えておけばプログラムを作成することができます。
下記によく使用するGコードを記します。
Gコードは70程ありますが、最低限必要なものは上記の16程度で済みます。
注意点としてGコードは同じグループ以外であれば1行に複数指令することができます。プログラムを簡単にするための複合固定サイクルというGコードも存在しますが、ここでは、必要最低限のものを抽出しています。
Gコードには指令すると1回のみ有効なもの(ワンショット)と、同一グループの他のコードが指令されるまで有効になるもの(モーダル)があります。同一グループと言っても難しく考える必要はありません。例えば、“G00早送りで動作しなさい”と“G01切削送りで動作しなさい”では、お互い同時に指令を守ることができません。“G02時計回り円弧補間”と“G03反時計回り円弧補間”を同時に指令しても同時に動作することはできません。
このように動作指令を打ち消すような相対する指令は同一グループになっています。
Mコードは、補助機能と呼ばれており、アドレスMに続く数値によって表され、主に機械を動作させる指令に使用されます。
例えば“主軸を正転で回転しなさい”という命令は“M03”になり、“切削油を吐出しなさい”という指令は“M08”になります。Mコードは機械を動作させる指令なので、NC装置というよりは、機械メーカーによってつくられるもので、指令する動作の番号は、機械メーカーによって異なるので注意が必要です。同じファナック製NCでも機械メーカーが違う場合は、同じ番号のMコードでも動作する機器が違うという事になります。
標準的なMコードはM00~M99まで約80ありますが、Gコードと同じようにその全てを使用する訳ではありません。その中でも良く使用されるものだけを抽出して覚えておけばプログラムを作成することができます。
下記によく使用するMコードを記します。機械メーカーにより内容が変わってきますので、ここでは中村留精密工業製のNC旋盤での一例を記します。
80程あったものが最低限必要なものは22程度で済みます。注意点としてMコードはプログラム1行に1つのみ指令出来ます。1行にいくつものMコードを指令することはできません。
NC旋盤には2つの基準となる原点があります。1つはその機械の基準になる機械原点、もう1つはプログラムを作成する人が自由に決めることができる加工原点です。
プログラムを作成する上で重要になるのは加工原点をどこに設定するかということです。通常は加工端面と主軸中心が交わる点を加工原点に設定します。加工原点の位置は、X0、Z0という座標で表され、X軸は使用する切削工具の刃先位置から主軸中心までの距離を、Z軸は機械原点から加工端面までの距離を形状補正X,Zに設定します。この点を加工原点として刃具を動作させています。通常加工端面をZ0と設定するので、切削を行う際は、Z軸マイナス側に向かって加工します。
サブスピンドル側での加工は、第2工程の加工原点“G55”を設定し、ここを基準にして座標を求めます。機械のZ軸のプラスマイナスはメイン主軸での考え方と変わらず、1つの刃物台で左右の主軸の加工を行うため、Z軸方向のプラスマイナスは反転した考え方になります。つまり、サブスピンドル側で加工する場合のプログラムは、Z軸プラス側に向かって加工します。X軸のプラスマイナスはメイン主軸、サブ主軸共同じになります。
今回はNC旋盤プログラムのGコード、Mコード、座標系について解説しました。沢山あるように思えるGコード、Mコードは、必要最低限に絞ればかなり少なくなることがお分かり頂けたと思います。
Gコードは「加工に関する指令」を制御し、Mコードは「機械を動作させる指令」を制御する役割を持っています。NCプログラムを作成する際には、これらのコードを適切に組み合わせることで、精密な加工を行うことができます。
また、加工原点は、NCプログラムの基準となる大変重要な位置です。後に図面に目印を付けておくと良いでしょう。加工原点が変われば、せっかく作成したNCプログラムが全く異なるものになってしまいます。NCプログラムは作成者の思いが機械を段取り、加工する側に正しく伝わることで正しい動作ができるようになります。
次回は、NCプログラムの基本構成、絶対座標と相対座標、座標計算について解説します。
関連記事
NC旋盤のプログラム解説【第二弾】はこちら
おすすめダウンロード資料
この度、全国技能士会連合会様より 当社総務部長宮崎悟さんが技能士の地位向上活動への功績を称え表彰頂きました。
JIMTOF開催期間中の 11/18(水)13:30 から、特設ブース「留の部屋」にて、生放送でJIMTOFの実況を行います!
ゲストにOSG様の人気キャラクター「タップくん」をお迎えしてお送りします!
是非ご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=4GnlKfaEAP4&feature=youtu.be
月刊生産財マーケティング11月号に、WEB営業活動の記事が掲載されました。
当HPの更新や、iPadを利用した営業活動、WEB展示会での情報発信などについて紹介いただきました。
今回は、2020年10月28日に行われた【第3回 WEB展示会】のうらがわを取材しました。
インタビュー担当は中村留のゆるキャラ「トメマル」が担当しますー!
オンライン秋季会社説明会の
開催が決定しましたので、お知らせいたします!