錦鯉のはなし2


プールで生まれた錦鯉の稚魚は、まもなく一年が経ちます。今回はその錦鯉についてすこし紹介をさせて頂きます。錦鯉はのルーツは新潟にありました。19世紀に日本の新潟県小千谷市と旧山古志村(現・長岡市山古志地域)からスタートしています。水田で働く農民が、一部の鯉が他のものより明るい色をしているのに気づき、それを捕まえて育てたとされています。山間部ゆえに隠田が多く存在し、比較的裕福であった。
余裕のある農家の趣味として錦鯉の交配が進み、質の良い個体が売買されるようになった。それ以降も養殖は進み、20世紀までには数多くの模様が開発されます。1914年(大正3年)の東京大正博覧会に出品されるまでは、開発の程度が世に知られることはなかったが、東京博覧会以降には日本中で錦鯉への関心が高まったそうです。さて、500匹近くの当社の錦鯉の稚魚たち、どんな色の模様が出てくるか楽しみです。