社員インタビュー

Interview
長谷川 良平
技術本部 要素開発課
つねに、より高きものをめざして
現在の仕事内容を教えてください
私が所属している要素開発課は大別すると3つに分けられます。 1つ目は光学グループ。光学(ガラス等)関係の開発を行っています。 2つ目は要素開発グループ。AI等新しい要素を開発しています。
そして3つ目は私が所属している試験グループです。新機種や新オプション(モータパワーの変更、主軸径の変更等)を設計した場合に機械の性能に問題がないか試験する業務が主になっています。
一度の加工でどれだけ多くの切込量を設定できるか等といった加工能力に関するものから、機械を動かした際に干渉する箇所がないか、機械がメンテナンスしやすいかといった操作性に関するところまで幅広く試験をしています。
問題が起きた際には設計者と話し合い、時には自ら機械を分解して原因の特定を行い、対策の立案もします。
頼もしい職場の人々
入社してから3年目であり、知らないことも数多くあります。ですが、職場には設計や加工、制御等様々な分野で経験豊富な先輩方がたくさんいらっしゃいます。
疑問点を質問すると的確な答えを素早く出してくださる方々と共に働きながら、いつか私もそのような技術者になれるよう努力しています。
格好良い旋盤を作りたい
大学の研究室時代から工作機械に触れる機会が多くあり、その中で旋盤を作りたいと思うようになりました。
工作機械メーカーは数多くありますが、その中でも中村留は旋盤に特化したメーカーです。幅広くやるのではなく、一点に特化するというところが私の性格に合っていると思いこの会社に入社しました。
仕事も人生 趣味も人生
私の趣味は自転車です。仕事と趣味を両立させることが人生を豊かにするコツであると思います。
仕事関係以外の人と交友を持ち、一つの物事を様々な方向から見るという意味でも趣味というものは非常に大事なものであると思いますね。
レースに出ることもあれば、山を登ることもあります。会社の近くをのんびりサイクリングすることもあります。 川のせせらぎや鳥のさえずり等大自然に囲まれながらのサイクリングは活力を与えてくれます。
「つねに、より高きものをめざして」
「つねに、より高きものをめざして」。これは私の出身大学の理念でもあり、私の座右の銘でもあります。
現状に満足することなく、少しでもいい方向に改良できるのではないかということを常に考える必要があるのは学生でも社会人でも変わりません。
少しでも良い機械を作るために、そしてお客様に喜んでもらうために私たちは頑張っています。
1日のスケジュール
8:00
業務開始
1日の業務は朝礼から始まります。
今日はどのような業務を行うか、ということを課員に報告してから業務に取り掛かります。
朝礼は軽く見られがちですが、非常に大事なミーティングです。
9:00
勉強会
定期的に課員で集まって勉強会を行います。
新しい要素を開発する部署なので、常に新しい情報に対してアンテナを張っておくことが大事です。
10:00
試験準備
主業務である試験の準備を行います。
機械の立ち上げ、工具の取付け、材料の用意、プログラムの確認などを行います。
12:10
昼食
新しい食堂で同期と食事をしています。
他部署ならではの面白い話もここでよく聞くことがあります。
13:00
評価試験
実際に機械を動かして評価試験を行います。
一度に加工できる限界量や、表面精度等多数の評価項目があります。
16:00
報告書作成
試験を行ったら報告書を作成します。
報告書をまとめあげて上司に報告します。
17:00
退社
就活生へメッセージを
就職活動は難しいです。不安に押しつぶされるかもしれませんし、他人からも色々言われるかもしれません。ですが、他人の意見に振り回されることなく、最後は自分自身の意志で選択してください。一度しかない自分の人生です。自分の道は自分で決めたほうが面白いですよ。
中村留という会社は大手と比べれば確かに人数は多くはありません。言い換えれば、どの部署の人にも話を聞きに行きやすいということになります。仕事をしていると他部署に話を聞きに行く機会は数多くあります。この時に他部署と近い中村留は非常に動きやすいと感じますね。外すことのできない魅力だと思います。