十月桜を愛(め)でる

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桜を愛でる という言葉があります。

日本人の大切な美意識を感じる言葉です。

工場の十月桜が、この北陸の寒さに震えながらつぼみを備え、

次々と花を咲かせています。サクラの語源を「咲く」「栄える」

とする人もいますが、我々も1年に2度も満開を迎えるこの十月桜

を愛でながら、年末の仕事に勤しんでいます。